活動国情報
【一般】(出所:外務省、一部記載先より)
国名 | ブルキナファソ(Burkina Faso) |
首都 | ワガドゥグ(Ouagadougou) |
行政区画 (2015年:INSD) |
13地方、45県、350コミューン、8228村 |
言語 | 公用語はフランス語 その他としてモシ語、ディウラ語、グルマンチェ語など |
通貨 | CFAフラン(セーファーフラン) |
為替レート | 1ユーロ = 655.957CFAフランの固定相場 |
民族 | モシ族、グルマンチェ族、ヤルセ族、グルーシ族、ボボ族など |
宗教 | 伝統的宗教57%、イスラム教31%、キリスト教12% |
産業 | 農業 (粟、とうもろこし、タロイモ、綿及び牧畜) |
主要貿易品目 (2013年:EIU) |
(輸出) 綿花、金、シアバター (輸入) 資本財、石油製品、食料品 |
主要貿易相手国 (2013年:EIU) |
(輸出) 中国、インドネシア、日本、タイ (輸入) コートジボワール、フランス、ガーナ、インド |


【気候】
気候はケッペン気候区分において北から砂漠気候、ステップ気候、サバナ気候と乾燥帯から熱帯までの気候帯に属しています。季節は、5月から10月が雨季、11月から4月が乾季です。月別の気温、降水量は下図のようになっています。
出所:ISSIA Pourquoi Pas
〈図中の用語訳〉
Profil météorologique : 気象プロファイル
Précipitation : 降水量
Évapotranspiration : 蒸発散(地表面から大気へ放出される水)
Température moyenne : 平均気温
Ans : an(年)の複数形
【略史】
11世紀頃から13世紀頃まで、現在の首都ワガドゥグを中心にモシ族の国として栄えていたこの地域は、1896年にフランスの保護領(植民地)となりました。 1898年に現在のブルキナファソに相当する領域全体がフランス保護下に入り、1904年、セネガルのダカールを中心とするフランス領西アフリカ連邦の一部となりました。
1919年にオートボルタとして単独の植民地になりますが、分割、周辺地域への統合などの経緯を経て、1960年8月5日オートボルタ共和国として独立し、初代大統領にモーリス・ヤメオゴが就任しました。 オートボルタ(Haute-Volta)とは、この地を流れるボルタ川の上流を意味し、ボルタ川は黒ボルタ、白ボルタ、赤ボルタにわかれています。
1983年、トーマス・サンカラによる軍事クーデターが勃発し軍事政権となり、1984年8月4日、国名をオートボルタからブルキナファソ(Burkina Faso)に改称しました。 名前の由来は現地語で、Burkinaはモレ語で高潔を、Fasoはジュラ語で先祖の土地を意味し、全体で「高潔な人々の国」という意味になります。
しかし、1987年、過度の独裁、社会主義路線に対して、ブレーズ・コンパオレがクーデターを起こし、制定した新憲法に基づく国民投票により、1992年に大統領として選出されました。 以後、7年2期、5年2期という長期間、政権運営をしていましたが、2014年11月、3選を禁止する憲法の改正への着手に対しての国民の反発による暴動などのため大統領を辞任し、12月にミッシェル・カファンドが任期1年の暫定政権を成立させました。
2015年9月16日、大統領警備隊兵士がミシェル・カファンド暫定大統領、イザック・ジダ暫定首相、ほか閣僚2名を拘束し翌17日にクーデターを宣言しました。 しかし、周辺国、アフリカ連合、フランスなどの働きかけもあり、その後、23日にクーデターは終結しました。 11月29日には、ブルキナファソ大統領選挙・国民議会議員選挙が平和裡に実施され、ロシュ・カボレが第一回投票にて過半数を獲得しました。
【学校事情】(出所:外務省)
小学校(6年制:義務教育、授業料無償)
中学校(4年制:義務教育、授業料無償)
高等学校(3年制)
大学(4年)
3学期制であり、新学期は10月1日から始まり、7月15日に終業となります。 小学校1年生から公用語であるフランス語の授業が始まります。一部の授業は、現地の言葉で行われますが、大半の授業はフランス語で行われます。
ガウア小学校