特定非営利活動法人 ル・スリール・ジャポン (特例認定NPO)

Organisation Japonaise
pour Vivre avec le Sourire



特定非営利活動法人
ル・スリール・ジャポン



西アフリカ、サハラ砂漠南の
フランス語の国々で
「学びの場の環境向上、構築」を通じて、
ル・スリール(笑顔)を広げます!
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新着情報

2018 / 09 / 29  19:38

【終了】10月28日(日)街頭募金ボランティア募集しています!

 OJVSは2017年までにブルキナファソ南西州ポニ県の小学校で教室建設、住民と教員で構成された学校運営委員会による黒板塗装支援、学習教材配布を行ってきました。


 想像してみてください、あなたはOJVSが活動するブルキナファソの地方都市ガウアの小学校の教員です。算数の足し算を教えようと思いますが、あなたが担当する学級の状況は以下です。


 ・ 90人の1年生児童を1つの教室で教えます
 ・ 児童は小学校に入学してからフランス語の勉強を始めます
 ・ 全ての教材はフランス語です
 ・ 子どもたちは辞書を使用しません
 ・ 算数もフランス語で教えます
 ・ 子どもたちはノートでなく、A4サイズの携帯黒板を使用します
 ・ 全ての子どもが教科書を持っているわけではありません
 ・ 計算ドリルのような練習用の教材は持っていません
 ・ 印刷機はなく、プリントを使用した練習、小テストなどはできません


 これは、地方都市ガウアの状況です。田舎では1クラス当たりの子ども数は減りますが、教室、教材が不足している状況は同じです。ただし、教室自体が無く、藁葺屋根の小屋で授業が行われている学校もたくさんあります。また、トイレが無い学校もたくさんあります。


 まだまだ就学する子どもは増えていきますので、こうした施設、教材不足の問題は継続していきます。就学する子どもの増加に対して、様々な点で対応が十分でなく、小学1年生の段階から学校を留年、退学する子どもがたくさんいます。
 教室、トイレなど学校インフラの不整備はもちろん、子どもの習熟度も原因になっています。その原因の1つ1つに取り組んでいくことがOJVSの活動です。


 「教員の能力向上」、これはとても重要なことです。ただし、上のような状況下において、子どもたちの習熟度が教員の能力だけによるものでないことはご理解いただけると思います。
 そこで、来年以降に実施する教員の能力と教材開発に視点を置いたプロジェクトのための調査、活動形成を行っています。


 現地行政と教員の話では、子どもたちが学習でつまずくのはフランス語と算数による部分が大きいようです。特に農村地域においては、都市部と比較しフランス語を使用する機会は学校のみに限られるため、同じ小学生とは思えないほど、フランス語能力に差があります。
 そして、そのフランス語能力は他の教科の学習に影響します。


 OJVSはこうした状況から、地域によるフランス語能力、経済状況に影響されないことに気をつけ、子どもたち1人1人の手に渡る算数の計算問題集を作成しています。子どもたちが日常的に家庭で学習ができ、また、それを教員がしっかり支援、管理するという体制を支援する活動を形成中です。


 色々な解決しなければいけない問題がありますが、よりよい学びの環境の改善、構築への想いの実現に必要となる運営資金へのご支援を募るため、また、OJVSの活動をより知っていただくために街頭募金活動を開催します。

 ぜひ皆様のお力を貸していただけますようお願い申し上げます。


【10月28日(日)】 ボランティア募集詳細

2018 / 09 / 28  22:33

【中止】台風接近のため9月30日(日)街頭募金ボランティア活動を中止します

平素よりOJVSの活動に対してたくさんのご支援をありがとうございます。

さて、9月30日(日)に名古屋駅前での街頭募金活動を予定していましたが、当日は、台風24号の接近に伴い激しい風雨が予想されます。
つきましては、活動での安全を考慮し、今月の街頭募金活動を中止にすることを決定しました。

ブルキナファソでの学びの場の環境向上、構築のために、来月以降も街頭募金活動は継続して参りますので、今後ともOJVSの活動へのご支援をよろしくお願い申し上げます。


2018 / 09 / 15  02:29

【イベント開催】10月14日(日)帰国報告会を開催します!

ブルキナファソの小学生が算数がもっとできるようになる第一歩
~問題は日本と同じ?~

今年4月にブルキナファソに渡航してから、ガウア市内の小学校を中心に児童の計算能力調査を行いました。

これまで教室建設、黒板修繕、教材配布をする過程で多くの児童が小学校1、2年生の段階の計算でつまづいていたからです。
そこで複数年にまたがり実施する計算能力改善事業を形成しています。

この問題を解決するためにはたくさんのステップを得なければいけませんが、しっかりと現状を分析し、今後はガウアだけでなく農村地域でも実施できる事業になりました。

短い時間ではありますが、ぜひ足を運んでいただき、問題の本質を皆様と議論できればと思います。


・日時:
 2018年10月14日(日)
 14:45~16:45 (14:30から受付開始)

・会場:
 JICA中部なごや地球ひろばセミナールームB1、B2

・ 参加費:
 無料

・プログラム:
 14:45 - 14:50  開会
 14:50 - 15:30  第1部(問題分析)
 15:30 - 15:45  休憩
 15:45 - 16:25  第2部(事業計画)
 16:25 - 16:40  質疑応答
 16:40 - 16:45  閉会

・ ご協力のお願い:
 *当日のご参加も可能ですが、事前に参加者数など確認できれば有難いですので、ご面倒でなければ下記へ参加のご連絡をいただければ幸いです。
「お問い合わせ・各種お申し込み」ページにご入力していただき、送信していただくこともできます。

ご質問などがあれば、お気軽にご連絡ください。
《お問い合わせ先》
特定非営利活動法人 ル・スリール・ジャポン

〒450-0001
愛知県名古屋市中村区那古野1丁目44番17号嶋田ビル302号

TEL: 050-5809-8120
(お電話をお受けすることができない場合もございます。その際は、お手数ですがメールでのお問い合わせをお願い致します。)

MAIL: info@ojvs.or.jp

2018 / 09 / 03  19:16

【会報】会報第5号を公開しました!

7月26日発行の第5号会報「えがお」を下記にて公開しました。

今回の会報からアフリカの国を少しずつ紹介していく「アフリカ千紫万紅」という企画を始めました。第1回は東アフリカのマラウイ共和国です。

私たちは西アフリカのフランス語を公用語とする国々で活動を展開していこうとしていますが、実は、理事、事務局員などマラウイ共和国での活動経験がある人間が多いです。

そうしたこともあり、今回は、2000年代初頭に青年海外協力隊員としてマラウイ共和国に村落開発普及員(現コミュニティ開発)で派遣された事務局の片岡がマラウイ共和国でのちょっとした気づきを紹介します。

 

ル・スリール・ジャポンの軌跡

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2024.10.06 Sunday